子どもたちとかかわるだいごみ

送迎の車のなかで、
未来についてのはなしになりました。
100年後にはどんな世界になってるかな・・・
自動車が空をとんでるかも、なんていうと、
「100年後、吉田さんはもう死んでる」
とあっさりいわれてしまいました。
「ぼくは１０９歳」なのだそうです。
たしかにそのころになると、医学やら科学技術がずっと進歩して、
100歳以上生きるのがあたりまえになってるかもしれません。
でも、なんのためらいもなく死を宣告されるのは
ドキッとするなかなかできない体験です。

「もんだいです。
となりはとなりでも、アニメのとなりは？」
「んー、わかりません」というと、
「ブー、こたえは『となりのトトロ』です。
だんだん脳がわるくなってきた」
と、これまた身もフタもないことをいわれてしまいました。
まったく、子どもとすごすのは
おもしろいというか、きたえられるというか。
そーだなー。たしかにだんだん脳がわるくなってきたなー、と
すこししょんぼりしながらも、
わりとまえむきにとらえることができました。