松江に1000万人の観光客がおとずれるのは、島根ではよくあることです
先日の新聞に、松江をおとずれた観光客が1013万人、
というのがのっていました。
出雲大社の大遷宮や縁むすびブームのおかげということで、
これまでの最高が、ホーランエンヤのあった2009年の887万4千人というのだから、ずいぶんふえたものです。
すこしまえは、出雲大社と玉湯には観光客がながれても、
松江にはたちよってくれない、といわれていました。
なにかがかわったようで、松江城が前年比45.8%増の40万4千人、
八重垣神社がおなじく46.5%増の50万1千人と、
すごいふえかたです。
日本におとずれた外国人の数が、松江への観光客数とほぼおなじ
1125万人です。
以前から、1000万人突破を目標にしていたようですから
前年比22.7%増のこの数字はおおきくとりあげられていました。
もし松江におとずれたひとが全部外国人だとしたら、
1013万人というのはめちゃくちゃめだった存在だったでしょう。
日本人だからあまり気づかなかっただけで、
じっさいにものすごい数の観光客が松江にくるようになったのです。
以前は、松江というと小泉八雲であり、国際文化観光都市という意味のわからない「自慢」であったわけですが、
そんな過去の遺産ではなく、いまの松江のよさを、
おおくのひとがみとめてくれたことをうれしくおもいます。
こまかい分析をすすめると、どうかんがえても島根の吉田くんをはじめとする
鷹の爪団の貢献がおおきいと、いわざるをえません。
砂丘もセブン-イレブンもないのに、
まさか松江にお客さんが1000万人以上もおとずれるようになるなんて。
でもまあ、島根ではよくあることです。