春のいろいろ

　ピピを卒業した子が大人の事業所に通いだしたこの春。
一人の子は、ピピが始まったとき…いえいえそのずっと前からいろんなことを教えていただいている事業所さんへ通います。
来週からその子がその事業所に通いだしますよ　という金曜日。
ピピで使っていた安心グッズやお楽しみグッズ・得意な自立課題を持って行きました。こんなことが得意ですよ・こんなことがピピでは好きでしたよ　なんてことも伝えることができました。
　この春、小学生になる子のピピの利用が決まりました。
お母さんからお話をうかがったら、保育園でなんとも素敵な工夫をしてらっしゃるご様子♪
利用前の支援会議が保育園で開かれ、その場に参加させていただきました。そして、保育園で楽しんでいる様子も見せていただくようお願いもでき、快く承諾していただけました。
　
　子どもたちが通っている学校にお話を伺いに行くことはありましたが、保育園さんや事業所さんとのお話ってそういえば初めてです。

保育園でしてこられた事の積み重ねを大切に引き継いでピピでの時間や環境を作っていきたいなぁと思います。
そして卒業していった子の引継ぎは…今回は、たまたまよく知っている事業所さんだったからピピでのことを直接伝えることができたのだけれど、ホントはどの子にもしなくちゃいけないことなんだよなぁという後悔というか残念な気持ちも残ります。これについては、なにか考えようとは思っていますが…

連携ということが形になって見えてきたうれしさと、ただの預りと認識をされてしまうことの多い放課後等デイサービスがあたりまえに連携をしていくことの難しさと、両方を感じた春のいろいろでした。（放課後等デイサービスがするのは療育です）