日本一のふつうの町は島根県にある

デイリーポータルZのネタがつづく。
「ふつうの町をたずねて」という企画が目についた。
なにげなく「ふつうの」とよくいうけれど、
では、厳密にいうと「ふつうの」町とはどういうところなのか、という記事だ。
この記事によると、日本の人口密度は343人/km2であり、
それにもっとも近い数字の町は、
おどろいたことに島根県簸川郡斐川町なのだそうだ。
http://portal.nifty.com/2008/01/30/b/2.htm

デイリーポータルZのすごいところは、
こうやってしらべたことを、じっさいに現場にいって
確認する姿勢にある。
なにかをしらべるというと、
グーグルやウィキペディアにばかりたよってしまいがちだけど、
デイリーポータルZはじっさいにからだをうごかすことによって
それらとの差別化をはかっている。
実験と取材がデイリーポータルZのいきる道なのだ。

で、ふつうの町の斐川町がどんな町だったかというと、
それは記事をよんでもらうことにして、
いちばんの発見は「とびっきりふつう」の看板にであえたことだろう。
なんでこんな表示があったのかわからない。
日本一ふつうの町だから、というしか説明がつかない不思議な看板だ。
島根ではよくあることだけど。

（吉田　淳）