車の中。

ピピの業務に送迎があります。
元気なこどもたちですから なかなかに 賑やかな車の中です。
好きな音楽が入ったCDを持ち込む子もいれば、遊びの途中だったおもちゃを持ってはいる子もいます。ちょっと前までは　日が落ちるのが早くて車の中で遊べる状況ではなく　それでももって乗り込むことで満足なようでしたが、最近は　ちょっと遊べるくらいに明るい時があります。春を感じる瞬間です。ただ困るのは、後ろに座っている子が「できたー！見て見て！」といった時！運転中に後ろを振り返ることができず「赤になるまで待って〜」とお願いしています。

わたしは　車の中で、こどもたちと会話することが大好きです。
向かい合っていない状態で交わす会話だからか、思いがけない本音がきけたりするからです。
これは、わが子（中２・男子）もそうで、向かい合って話をすると「あっいや・・・いいわ」とすぐに言う彼も、車の中のでは　こんなことがあった　こんな気持ちだった　ということをさらりと話してくれるのです。
ピピのこどもたちも、学校でのできごとやあれやこれやを車の中で、自分の方法であれこれと伝えてくれます。
実は、すぐに理解してあげれないこともあるのですが・・・でも、まずは伝えようとしてくれている気持ちを受けとめたいと思っています。
自分の言いたいことや気持ちを伝える　というのは、けっこうに大変なことです。
さりげないシチュエーションや仰々しくない小道具をうまく使って、こどもたちが相手にうまく伝えることのできる方法を探したいなぁ〜・・・うまい方法は、案外　車の中でひらめいたりするかもしれません。