「いまいちど、お礼の拍手を」は失礼ではないか

先週の金曜日は、出雲市でひらかれた
障がい児相談支援についての研修会に参加しました。
講師の田畑さんのおはなしがすばらしく、
からだのなかをいい風がふきぬけたような気がします。

田畑さんの講義がおわると
参加者が感謝の気もちをこめてお礼の拍手をします。
それはいいのですが、
このごろの研修会ではお約束のように
最後に主催者の方が、
「もういちど○○さまにお礼の拍手を」ともとめられます。
これにわたしはなじめずに、
モンモンとすることがおおくなっています。

ほんとうに、こころのそこから
もういちど拍手したい、というのならいいけれど、
なんだかここで「もういちどの拍手」をやっておかないと
失礼だから、というのは
それこそかえって失礼なのではないでしょうか。
今回の研修会でも
最後に「田畑さまにいまいちどお礼の拍手を」といわれました。
とてもいい内容の研修だっただけに、
そのパターン化された対応が残念でした。