マイクをむけられるとはなしにくいこと

まちでいろんな意見をたずねるリポーターみたいに
わたしにマイク（のようににぎりこぶし）をむけるひとがピピにいて、
これにけっこうあわてさせられます。
はじめはサッカー選手がサポーターに
「応援よろしくおねがいします」というまねをしていましたが、
それぐらいのことではゆるしてもらえず、
ずっとマイクをむけられたままの状態がつづきます。
なんとかごまかせないかと、ああだこうだいっているうちに、
「そうですねー」というのがツボだということに気づきました。
「そうですねー」といえば、すごくよろこんでくれ、
ちょっとのあいだ「マイク」をはずしてもらえます。
でも、すぐまたリポーターの役にもどって
自分でいろいろコメントしたあとで
またわたしにマイクがまわってきます。

テレビの番組で、まちをいくひとにマイクをむけるのがあるけど、
あれはそうとうプレッシャーがかかるということがわかりました。
おおげさにいえば暴力的な行為です。
これからどうやってピピでのマイクをのがれようかとおもいつつ、
マイクのもつおもさについてかんがえることになりました。