太陽のコロナにくらべれば、たいしたことない夏のあつさ
送迎ちゅうにラジオをきいていると、
夏やすみ恒例の電話相談室がながれてきた。
子どもたちが疑問におもったことを質問し、
ラジオ局がそれを各分野の専門家につないでこたえてもらう。
「太陽の表面はあついのに、中心はなぜ温度がひくいのですか?」
という質問があった。
太陽の表面の、いわゆるコロナの部分は100万度と高温なのに、
中心は6000度と、ずいぶん温度差がある。
質問にこたえた専門家によると、
これはまだ正確なこたえがわかっていないのだそうで、
いまはいっしょうけんめい研究している段階とはなされた。
すべてにこたえがあるわけではいこと、
それを正直にはなされたことに好感をもつ。
6000度がどれだけの温度かはしらないけれど、
100万度にくらべれば、それこそ桁ちがいにひくい。
あつくてやりきれない夏も、
6000度とか100万度とかを基準にかんがえると、
ぜんぜんたいしたことないのがわかる(あたりまえ)。
「コロナにくらべれば、日本の夏の35度なんて
なんでもないですね」と
すずしい顔をしていってみたい。