浅田真央選手をどう応援するか これもまたかけがえのない体験
いつも仕事とは関係ないことを
多少ためらいながらかいているけれど、
きょうぐらいは堂々とソチオリンピックについてふれたほうがいいだろう。
ショートプログラムの最期に登場し、
まさかのミスで16位というしんじられない順位につけている
浅田真央選手を、わたしたちはどう応援したらいいだろう。
「う〜ん、
う〜ん、
う〜ん。
永田さん、私たちはどうしたらいいでしょうか‥‥。」
(まるっと)
という読者からのといかけに、
ほぼ日の永田さんはこうこたえている。
「主体を、選手や競技にしたら、
つらい現実は、受け止めることが難しいかもしれない。
けど、自分がどうするかだぜ、と思います。
さらにいえば、その自分という主体に、
そのときの選手や行為が作用して、
瞬間的に入り交じって混乱したり高揚したりするのは、
スポーツを観るときの、
かけがえのないことのひとつです」
スポーツをみることの意味を、
これくらいかんがえさせられたことはない。
それでもスポーツはすばらしいし、
選手たちのプレーをみまもるのも
「かけがえのないことのひとつ」だ。
いま、フリーでの演技をまえに、真央選手がどんなおもいとたたかっているか。
わたしたちは、いのり、みまもり、ねがうしかできない。