ピピとピピ2

特定非営利活動法人ぐりぐりの放課後等デイサービス・ピピと児童デイサービス・ピピ2のブログです。毎日元気にぐりぐり遊ぶ様子が残せたらいいなぁと思っています。

最近作った自立課題いろいろ♪

隙間時間を見つけては、ごそごそと手の空いたスタッフで作っている自立課題。
最近作ったあれこれをご紹介♪

形の得意な子に、絵を見てパズルをしてもらおうと作ったのですが…あっという間にクリア!
もうちょい難しいのじゃないと面白くないねぇ〜と反省しつつ、でも気に入ってくれたようなので良しとしよう。。。
パズルデビューする子にも使ってもらおうと思います。


こちらはペグ差し。
点が集まって線になる。線で形もできた!・・・そんなことを「おもしろいなぁ」って思いながらやってくれるといいなぁ〜。
穴の大きさと、ペグの大きさに「どうやって課題にする?」と悩みながら作りました。
いろんなバージョンで作れそうで、これからの広がりが楽しみな課題です。


文字→ことば→文章 とつながっていくといいなぁという課題。
問題を作るスタッフの頭の体操になっていますwww

ちょっとずつちょっとずつ課題も増えています。
(たかはしあゆみ)

待つこと

久しぶりの投稿です。
とっても嬉しいことがあったので、そのことを…

ピピで放課後を遊ぶようになってかれこれ3年の男の子。
組み立てたり、作ったりと手を動かすことが得意な彼には、きっとLaQはいいだろうなぁと思いながらも、誘ってするタイプではないので時折 誘いながらのひたすら遊び見せをしていました。遊び見せとは読んで字のごとく、遊びを見せることです。目の前で彼の視線がこちらに来ることを確認しながら、彼の好きそうなモデルを作ったり、LaQで遊ぶほかの子が彼の目に入るようにしたり。

LaQの親戚のようなおもちゃパックスは難なく手にし大好きな汽車をあっという間に作る腕前なのですが、なぜかLaQは手にすることなく3年がたっていました。

それが、その日ははなんとLaQコーナーへ。「お家作ります」とのこと。
はじめてだからと平面モデルのおうちを見せたところ「ちがう」と立体のおうち(お友達が作ったものを見本に)に挑戦!

・・・とここまでは、私 残念ながら送迎に出かけており実際には目にしてないのです。
一部始終を、スタッフ(仲間)から聞いたのです。それから、ほかの子の動きがじゃまにならないようにスタッフみんなで気にしながら、見守っていました。
見本のおうちをじっと見て、ぱちぱち。時折手を止め、見本のおうちをいろんな角度からじっと見ています。じっと見て、またまたぱちぱち。
そうやってできたおうちがこちら!


「できた」と満足そうな笑顔に「やったね!できたね!」と声をかけ写真を撮って、すぐさま1階に降り(LaQコーナーは2階にあります)スタッフみんなに「できたよ。替わるよ。見に行って!」と交代。みんなで喜ぶことができました。子どもが何かをできるようになる・自分でやりたいと思ったことをやり遂げる この瞬間に立ち会えるのが、放課後デイのスタッフの一番の喜びです!

彼にとって、LaQをしようという気持ちがたまるまでに3年が必要だったってことなのかもしれません。
でも自分で「やりたい」と思って始めたら、平面から立体なんてステップは全く無視で、見本を見て自分で考えながら途中で投げ出すことなく作り上げることができました。
すごいなぁと子どもの持つ遊びの力に改めて感動です。
そして、この遊びを一緒に見守り、完成までをサポートし、一緒に喜びや感動をしあえる仲間がいることも、改めてうれしいなぁと思った出来事でした。
ピピをはじめてかれこれ5年になります。
スタッフみんなで、子どもの力を信じて環境を用意し 待つことができるいいチームになってきています!
(たかはしあゆみ)

冬休み終了!

順々に始まって順々に終わっていく冬休み。
本日 始業式の学校で、すべての学校が3学期スタート!
ということで、冬休み終了!!
今回も、事故なくけがなくみんなが笑顔で過ごせてよかったぁ。
今年の冬休みは、なんだか春休みのような天気でした。
おかげで、散歩も行けたし、ドライブやちょっと遠出のお出かけにも行けました。
なんだかんだで楽しかったなぁ。
子どもたちにも楽しい冬休みだったならいいのですが。

毎年あっという間に終わってしまう3学期がスタートしました。
短い期間にいろんなことをまとめあげていく子どもたちにとっては結構ハードな3か月。
ピピではいつものように見通しをもって過ごせる時間や活動で「しんどいときは休もうね」を合言葉に過ごそうと思います。
気持ちや体を休めるための方法をいろいろ用意したいなぁ〜。
どんな休むを子どもたちが選ぶのか楽しみにいろいろ用意しようと思います。
(たかはしあゆみ)

コミュニケーション便利グッズ登場!

見える形でコミュニケーションをしよう!というのがピピスタッフのモットーです。
しかし、これが案外難しいようで・・・

こんな風におめめどうさんのコミュニケーションメモを用意しましたが、スタッフみんなが使えているかというと・・・「もったいない」という意識で手が出せない人「失敗したらいや」「使い方がわかんない」という人などなど見ていると様々な理由があるようです。
むしろ、子どもたちのほうがガンガン使ってくれています。あるだけで理解して使いこなせる子もいますが、スタッフが使うことで使い方が理解して行ける子もいます。どうやったらスタッフみんなが使えるかなぁ・・・「使い方わかんないって、使ってみなきゃいつまでもわかんないじゃん」といつもはスパルタな私ですが、今回はスタッフみんなが使えるようになるためのスモールステップを考えました!
こちらがスタッフみんなのために用意した「コミュニケーショングッズ」



コミュメモをラミネートしてリング止めしたものです。こちらにホワイトボード用のペンで書けば「もったいない」派も「失敗いやだ」派も簡単に書き直せるから、スモールステップ♪
「基本、紙に書いて渡すだからね。使えるようになったメモやよく使うものから自分でバックに入れていくように!いっぱい用意しとくから。」と伝えています。
そのほか、メモ帳や付せん・ペン・まってカードも入れました。とりあえずこれだけあれば、何かを伝えるということができるはず というセットです。
これをスタッフみんなが使いこなしてそれぞれにカスタマイズしてくれるとうれしいなぁ〜!
ちなみに私は


コミュメモをガッツリ入れて持ち歩いています。
ピピの中で、コミュメモに書いてやり取りするのが当たり前になるといいなぁ〜。
今日からスタッフみんながこのバックを常に持って仕事しています。きっといろんな変化が見れることだろうと今から楽しみです。
(たかはしあゆみ)

『ひやりハッと』と『にやりホッと』

ピピ玄関に設置しました!

ヒヤリハット と ニヤリホット です。
ヒヤリハットはよく聞きますが、ニヤリホットがいいでしょ♪
フェイスブックで紹介されているのを見て『これイイ!絶対作ろう』と思っていたのです!
念願かなって満足♪

職員だけではなくて、子どもたちが書いてくれるといいな〜(自分の「困った」や「うれしい」を書いて教えてくれるといいなぁ〜)
おうちの方が、家で思わずにやりとしたことなんかを書いて入れてくれるとうれしいなぁ〜(きっとお家でしか見せない思わずにやりなことがあるはず!)
・・・と考えて玄関に!

子どもたちが書きやすいように記入用紙も作ったところ「わ〜♡これなら書きやすい♡」と思いがけずスタッフからほめられました。これぞまさに構造化!だれにとっても「わかる」「できる」なのです!…ってことにしておこうwww
どんなことが入ってくるか。楽しみです。
(たかはしあゆみ)

子どもたちからのプレゼント♪

ごむぱっちんのお仕事をいただいているSORAMIMIさんからプレゼントをいただいた子どもたち。
いつもなら早く開けたくてあの手この手であろう子たちが「ごむぱっちんのお仕事してるみんながそろうまでがまんする!」
すごい成長です。
そしていよいよあける日





大喜びの様子をご覧ください!
満面の笑みで解散しようとする子たちにちょっと投げかけてみました。
「いただいてばっかりだねぇ」すると「僕たちもプレゼントしよう!」「いいねいいね」
「何をプレゼントする?」「SORAMIMIさん 何が好きかな?」「チョコ?」「ケーキ?」
ここでちょっと助け舟。「あなたたちの得意なもので考えてみたらどう?」
「あっ!LaQで何か作ろう!」「いいね!」「いい!」
「何つくる?」「うーーーーーーーーん」
そこで助け舟。「お店に納品に行ったときのこと思い出してみたら?お店の雰囲気がお店の人の好きなものじゃない?」
「そうか!」「かわいいものがいいんじゃない?」「きれいなものは?」などなど・・・
そこからは、子どもたちにお任せしたところ、とっても素敵なプレゼントができました!


作るものを決めるのも、作る際の役割分担もとっても上手に自分たちでやってくれました。
役割分担は作るだけじゃなくて、作るまでできない子たちにはパーツを探すという役割を作っていました。
ホントすごいなぁ!
お手紙も完成して次はどうやって渡すかの相談です。
「お店はクリスマスで忙しいと思うんだわ。みんなでいくと迷惑になるかもしれんね。クリスマス終わってからならいいかもよ。」と提案すると「だめだわ!メリークリスマスってかいたもん。あゆみさん、クリスマスまでに持って行って!」「うんうん それがいい」
・・・と話がまとまったので、本日 持っていきました。任務完了です!

子どもたちからだれかにプレゼントをしたのは初めてのことです。
いただいたプレゼントを開けたくてたまらないところを「みんなであけるんだ」とがまんしたり、プレゼントを渡す相手の事を考えて何を作るのか考えたり、作る時も自分だけでガーーッと作ってしまわずにみんなで作るんだっていう意識をもって作ったり、渡し方も相手のことを考えたり。
すごい成長だなぁと思います。ほんと、みんなあっという間にいろんなことができていきます。
とってもうれしい出来事でした。
(たかはしあゆみ)